獣医さんの電子工作とパソコン研究室
 
 55.DVD機器 修理2点
 
★ AVOX ADS-300V DVDプレーヤー ↓★
★ 東芝 RD-XS34 HDD/DVDレコーダー ↓★
 
 

 

 ■ 小さい AVOX DVDプレーヤー

 
 子供用のDVDプレーヤーが購入してから2年しか経たないのに調子悪くなりました。ディスクを入れても読み込まなくなってしまいました。
とりあえず、いじっているうちに元に戻ったので、その顛末をレポートします。
 

  

壊れたのは AVOXブランドのADS-300VというコンパクトなタイプのDVDプレーヤーです。
 
まずは動作の観察をします。
ディスクは回転するし、レーザー光は出ています。
左写真状態で観察すると、ピックアップ部分も上下に動いています。
なんら動作には問題なさそうです。

 
制御系は大丈夫のようでしたので、反射してきたレーザー光を読み取る部分がおかしいのか、その後の処理する部分がおかしいのかということになります。
以前のDVDプレーヤーはフレキケーブルの部分が断線していたことがあったので、フレキケーブルを取り外して観察しましたが、異常は無いようです。
以前、どこかのサイトで、レーザー部分の半固定抵抗を調節していたのを思い出しました。
この半固定抵抗の役目がどのようなものか正確なことは知りませんが、想像するにレーザーの強度の調節かピックアップの感度調節だろうということで、少し右に両方の半固定抵抗を回してみました。
フレキケーブルの点検と半固定抵抗をいじった後から、正常にディスクが読めるようになりれました。
フレキケーブルコネクターの接触不良だったのか、ピックアップ部の半固定抵抗の接触不良だったのか、どちらが原因だったかわかりませんが、とりあえず修理完了となりました。
いずれにしろ、この辺りに問題が発生するみたいです。
  
  
 ■ TOSHIBA RD-XS34

 
 長年愛用してきた、東芝のハードディスク内臓DVDレコーダー(2004製造)のDVDドライブが調子悪くなりました。ディスクを入れても「ディスクをチェックしてください」とのエラーメッセージが出たり、認識しても書き込んでいる途中でエラーになったり、だんだんと症状が悪化し、ついに読み書きできなくなりました。
  ネットで検索してみると、かなり多くの不具合が報告されています。どうも、ドライブ自体の耐久性が極端に短いようです。TOSHIBA-SAMSUNG の SD-W3002というドライブです。私のところはよく使ったほうみたいです。
 私のところにはRD-XS34が2台あり、1台はHDDへの録画と再生しかほとんどしていないにもかかわらず、DVDドライブが読み込みもしない状態になっていました。
 東芝製品情報 RD-XS34

 
 ■読み込みだけで良いなら 
ネットでの情報ですと、PC用のドライブをそのまま付け替えるだけでよいようなのですが、まず、手持ちのドライブで実験してみました。
 ( こちらのサイトには使用できるドライブの一覧が掲載されています。RD-Wiki )
手元にあったのが LITE-ON DH-20A4P でした 
結果は、DVD-Rの読み込みはできましたが、書き込みはできませんでした。
とりあえず、再生だけでもということで、フロントベゼルを取り外して取り付けました。
この機種では前面扉の開閉も問題なくできました。
 
 ■SD-W3002をいじくる・・・コンデンサの交換 
 ネットでの情報によると、SD-W3002のコンデンサだけを取り替えて正常に動作するようになったとありましたので、まずはコンデンサを取り替えてみました。
基板上の電解コンデンサは、赤丸中の4本です。それぞれ220μFで左が16V、右が6.3Vでした
見た目では膨れも無いし、本当にこれが悪いのかどうかは検証していません。
電源部の強化も兼ね、手元にあった1500μF 6Vの低ESRコンデンサと1000μF/16Vの電解コンデンサに取り替えました。
こちらの3本は電源レギュレータIC関連のコンデンサで、反対側の1本はドライバICのコンデンサでです。
 
基板を組み込む時に、コンデンサにあたる部分のプラスチックを切り取り収めました。

結果はいずれの症状も改善されませんでした!


 
 ■SD-W3002をいじくる・・・レーザー部の半固定抵抗 
 というわけで、コンデンサの交換では症状は改善されませんでしたので、次に、以前もこの半固定抵抗をいじったら治ったDVDプレーヤーがあるので、半固定抵抗をいじってみました。
実際には、測定器も無いので、2個ある半固定抵抗、いずれも時計回りに少しだけ動かしてみました。 
 
まずは、PCにIDE-USB変換ケーブルで接続して読み込みのテストをしながら調整しました。
左に回すとディスクをまったく読み込まなくなりました。元々の位置より少しだけ右に回したら、ディスクを読めるようになりました。ちなみに、PCで読めたのはDVD-Videoのディスクのみで、PC用に焼いたデータディスクは読み込めませんでした。
最終的には、本体に組み込んでテストしたところ、なんとしっかり読み書きできました。
 
相変わらず、ディスクを入れてから再生が始まるまでの時間はかかります。
私の家ではDVD-Rしか使っていませんので、他のメディアではどうか検証していません。
 
 ■SD-W3002をいじくる・・・その結果 
 今回もレーザー部分の半固定抵抗を動かすことで、正常に使えるようになりました。コンデンサの問題ではないようです。(とりあえず、コンデンサも交換してしまったが・・・)
レーザーピックアップ部は常に移動しているので、振動で半固定抵抗がずれるのか、もともとの設定が非常にぎりぎりのところになっているため、経年変化での抵抗値の変化やレーザー出力の低下で読み書きができなくなるのか、そんなことが考えられると思います。
 
 いずれにしても、ドライブの交換をせずとも、この簡単な作業で修理できてしまいました。
家にある調子の悪くなっていた2台のRD-XS34ともに、同様の修理でしっかり働くようになりました。
あと2年でアナログ放送も終ってしまいますが、もうしばらく使うことにします。 
 
参考サイト
 ● 価格.COM RD-XS34 のクチコミ掲示板
 ● ++- クエルス。 -++ ・ RD-XS53 DVDドライブ換装記
 ● bebeのオーディオビジュアルコラム ・ 東芝RD-X4のドライブ換装作戦
 ● RD-Wiki ・ DVDドライブ換装 
 
Last up date 2009/10/3

 

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