獣医さんの電子工作とパソコン研究室
 
 23.秋月 PIC-BASIC 試用記
 

  
PICをアセンブラやCでプログラミングするのに、また、勉強しなくちゃならないので、
慣れたBASICでプログラミングできるなら便利そうだ、ということで
秋月のPIC-BASICを購入し、使ってみましたが・・・。
 


PIC-BASICに関する情報は非常に少ないですね。開発は、なんと言っても簡単だし、書き込みもそのままできるし、RS-232C、I2CメモリやLCDのコントロールまでできて、この値段。
とってもいいと思うののですが、「もうちょっと」というところがありますね。
スピードもインタプリタの限界なのでしょう。
初心者の私が使いこなせていないのかもしれません。
 

 

LCD表示機を使えばいいのでしょうが、視認性が悪いため、LEDのダイナミック点灯にチャレンジしてみました。しかし、6桁のLEDをループで回して点灯させようとしても、スピードが遅くちらつきが多くて使い物になりません。
ちなみに、秋月で販売しているジャンボタイプのLCDもあまり視認性は良くありませんでした。
タイマ機能がありません。ループでウエイトを作って、大体の時間が出せますが、正確なタイマがほしいところです。
割り込み機能がありませんでした。
やっぱり、割り込みとタイマは絶対欲しいです。
秋月のリアルタイムクロック(RTC-8564)をPIC-BASICにつなげ、I2C通信でコントロールする記事を見つけました。
PICBASIC.jp - 製作物紹介コーナー No.11 にあります。
AD変換にとっても時間がかかります。PIC-BASIC掲示板によれば11msも掛かるみたいです。デバイスは100μsもあれば変換は終了しているらしいのですが・・・。
 

というわけで、このキットによる製作物の計画は挫折しました。結局、PIC用のC言語でコントロールすることに・・・。

Last up date 2004/8/29

 

This page count Total:34335 / Today:1 / Yesterday:0  

 本業のページ